二上神社
二上神社の由来 稲作の伝統と二上信仰
(うまい米)の産地として誇り高い今日の 寒江には 永い稲作にまつわる多くの語り伝えがある。
その昔、奈良期に於ける射水郡の郷名に寒江郷(さむえごう)が でてくる。
また室町期にはいると、荘園名として寒江荘とされていた。
これらは現在の呉羽、北代、八町 等の一帯をさしていたようである。
古来 人々の願いは 五穀豊穣と家内の無事息災であり この願いを この地の人々が神の宿る山として敬っていた二上山に祈ったのである。
石黒岩次郎(野□の人)の銀坊主の発見で 人々が代々願ってきた(うまい米)で しかも(多収穫)の稲作であった事がわかる。
ひたすらに米づくりの農耕に励んだ祖先の人々の素朴な姿に我々は学ばねばならない。
それは限りない郷土の発展につながることになることと 銘記せねばならない 。
平成三年二月 呉羽山観光協会