姉倉比賣神社
姉倉比賣神社由来
当社の御祭神・姉倉比賣大神は上新川郡船峅村鎮座の神と同一神にましまして 古来両郡にわたって神徳高く地方開発の祖神として信仰をあつめ 尊く拝されている。
神社の創建も古く、かつて輪奐の美を極めたが万治3年(1660)の焼失以来旧観がみられなくなった。
しかし神代からの遺事のかずかず、とくに呉羽部の里にちなむ機織の業を、すでに上代地方の婦女子に教えられたこと、あるいは崇神天皇の御代 大若子名命が元凶阿彦の乱を鎮めに下向の時加護されたこと、又、天武天皇の皇子 文武天皇に夢告されたことなどが伝えられている。
なお中世、上杉謙信が当社を崇敬すること厚く、越中進攻の理由を願文として奉納したのが現在残されている。
婦負の郡名も呉羽の町名とともに、この神の御遺徳をしのぶものと言われているが誠、うなずかれることである。
平成6年3月吉日 呉羽山観光協会
春季例大祭 4月18日
令和2年年春季例大祭は、コロナウイルス対策のため、一般参拝を中止し、神事を実施